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フランス北東部ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場は1983年に世界遺産に登録されました。
18世紀に都市計画の一環として整備され、 広場の名はフランス王ルイ15世の義父、ロレーヌ公スタニスラスからきています。
スタニスラス広場
広場の規模は106m×124mで、市庁舎や凱旋門、そしてナンシー美術館などに四方を囲まれています。建築家と金具職人の見事なコラボレーションで美しい金属細工が施されています。
上部の青い部分にフランス王家の紋章フルール・ド・リス(アヤメの花)が見えます。国内最古の国王広場にふさわしく、豪華絢爛。
12月初旬のサン=ニコラ祭は中世時代以来のお祭りで、聖人の日を盛大に祝います。2日間に渡って、スタニスラス広場では特別なショーが披露され、音楽やパレードで賑わいます。
また、夏季はライトアップで彩られます。
ナンシー派美術館
市内には2つの美術館があり、ナンシー美術館とは別に、バスで20分ほど行ったところにナンシー派美術館もあります。
アールヌーヴォーを代表するエミール・ガレの作品で溢れています。
開館:水曜〜日曜 10h00-18h00
休館:月曜と火曜
入場料:大人一般 6€ 毎月第1日曜と12歳以下は無料(2014年当時)
SNCFフランス国鉄ナンシー駅から6,7,8番バスで約20分 荷物預け所あり
キッシュ・ロレーヌ
パリから日帰り可能なナンシーはロレーヌ地方にあります。
ロレーヌといえば…キッシュ・ロレーヌ。
前菜のメニューなのに、まるで主菜のボリューム! ふんわり卵とベーコンの塩気でワインがすすみます。
アルザス地方のワイン
ナンシーはフランス東部のアルザス地方とパリの間に位置しています。
冷涼な大陸性気候のアルザスでは辛口から甘口の白ワインが多く造られています。細長く背の高い緑色の瓶なので、すぐにわかります。
AOPの中でも特級としてアルザス・グラン・クリュ(Alsace Grand Cru)があり、リースリング、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカの4品種のぶどうのみを使います。これらは貴品種と呼ばれています。
半甘口のゲヴェルツトラミネールが最近のお気に入りで、よく頂きます。
ワインは濃いレモン色、バラや桃、スイカなどほんのり甘いアロマティックな香りを持っています。
またクレマン・ダルザス(Crémant d’Alsace)はシャンパーニュと同じ瓶内で二次発酵した伝統的製法なので、人気があります。
チーズ
ウォッシュタイプのマンステル
歴史は古く、668年マンステル谷の修道院で作られました。1969年にAOCを取得。強烈な匂いに反して、中身はねっとり、クリーミー。
このマンステルを上下半分にカットし、クルミを挟んだものもあり、おつまみに最適。
白カビタイプのカレ・ド・ロレーヌ
カレ(正方形)の名の通り、真四角。とてもクリーミーで万人受けするチーズ。
きょうのマリアージュ
クレマン・ダルザス・ブリュット+マンステル