今帰仁城跡
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沖縄ー今帰仁城跡と斎場御獄/日本有数のパワースポット

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那覇市から車で1時間30分、沖縄北部の国頭郡にある今帰仁城跡も世界遺産に指定されています。
こちらは日本の100名城にも選ばれています。

14世紀頃の沖縄本島は北部地域を北山、中部地域を中山、南部地域を南山がそれぞれ支配するという三大勢力がありました。北山の王は、この今帰仁城を拠点に中国と貿易を行っていました。

そして1416年に中山の尚巴志(しょうはし)によって滅ぼされ、北山の歴史は終わりを告げます。その後、中山は監守を今帰仁城に設置し、利用しました。
江戸時代に入り、1609年に薩摩軍が侵攻した際に城は炎上したそうです。

今帰仁城跡(なきじんじょうあと)

外郭を含めると7つの郭からなり、その面積は首里城とほぼ同じ。標高は100メートル。城跡はとても広く、ちょっとしたハイキングといった感じです。

どっしりとした建物があるわけではないところが、「つわものどもが夢の跡」と芭蕉の句が思い浮かぶような当時の栄華が偲ばれます。
静かに佇むことのできるスピリチュアルな場所です。

まずは歴史文化センターで入場券を購入。
元旦だったので、祝い酒の樽が置かれていました。中身はもちろん泡盛!他の場所でも清酒ではなく、泡盛だったので沖縄のお正月ならではですね。
ちなみにコンドミニアムで振る舞われた年越しそばも「ソーキそば」でした。

平郎門は今帰仁城の本門で、昭和37年の琉球政府時代に修復されました。
この門も外郭もどっしりとした石造りです。

今帰仁城は桜の名所として知られ、毎年1月から2月には桜祭りが行われています。
2019年のお正月に訪れた時は濃いピンクの寒緋桜が数輪咲いていました。

今帰仁城跡
沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101
入場:8h00-18h00(夏季は19h00まで)
入場料:大人400円、子供300円

斎場御獄(せーふぁうたき)

御嶽とは南西諸島に分布している「聖地」のことで、中でも斎場御嶽は琉球王国最高のパワースポットです。6つの神域があり、人々に崇拝されてきました。
もっとも大きな行事が神女の最高位「聞得大君」(きこえおおきみ)が就任する儀式だったそうです。

神事の際は「神の島」と言われる久高島から聖なる白砂が運ばれ、御嶽全体に敷き詰められたそうです。

斎場御嶽

三庫理(サングーイ)・チョウノハナは神々しい光が差し込む祈りの場所。
ここを通り抜けるときは思わず深呼吸をしてしまいました。

二本の鍾乳石から滴り落ちる「聖なる水」を受けるため、下には2つの壺が置かれています。
この場所から金製の勾玉や中国の青磁器などが出土したことにより、王国の中心で尊い位置付けだった事が伺えます。

斎場御嶽
沖縄県南城市知念字久手堅539
開館:9h00-17h30(夏季は18h00まで)
入場料:大人300円、子供150円

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