シャンボール城
FRANCE

ロワール渓谷/古城と極上の貴腐ワイン

18/06/2020

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フランス最長のロワール川。その流域およそ200kmに渡る一帯は「ロワール渓谷」として、2000年に世界遺産に登録されました。およそ300以上の城が点在します。

「Chateaux de la Loire」(ロワール城)という公式パンフレットには72の城や庭園が一覧表として記されています。
その中から私が訪れた城をいくつか紹介します。(2015年秋)

ロワールの古城めぐり

1)シャンボール城

シャンボール城はフランソワ1世が狩猟のためだけに造らせた贅沢なもので、着工は1519年。
城の横幅156m、高さ56m、部屋数426、暖炉282、階段77とロワール最大規模を誇ります。

ダヴィンチ階段

見どころはレオナルド・ダ・ヴィンチ設計といわれる二重らせん階段。
上と下で人がすれ違わないようになっています。大理石でできた全体像から手すりのデザインまで美しいの一言です。
城内ではフランソワ1世とルイ14世の居室なども見学できます。

屋上のテラスに出て、下から見上げた塔はゴシックとルネッサンスの融合。
美しくて力強い装飾は、いつまでも眺めていたい気分になります。

Chateau de Chambord
開館 :9h00-18h00(シーズンオフは17h00)
入場料:お城と庭園 14€50

2)ヴィランドリー城

ヴィランドリー城は1536年に完成。ロワール沿いの城の中では比較的新しいそうです。
素晴らしい造園技術を活かした庭園や菜園は、まさに自然の楽園といえるでしょう。

ヴィランドリー庭

4つの正方形の庭は、優しい愛・情熱の愛・移り気な愛・悲劇的な愛と名付けられています。
菜園では色調と形状の調和を考え、40種の野菜が栽培されているそうです。
訪れたのは2015年秋でしたが、次は春のお庭が見てみたい。

Chateau de Villandry
開館:9h00-18h00(時期によって異なる)
入場料:お城と庭園 11€、庭園のみ 7€

3)シュヴェルニー城

1500年に築かれたシュヴェルニー城は約700年にわたって同一の家系が相続してきました。現在も城主一家が暮らしています。
新郎新婦の部屋にはヴィブレー公爵夫人が1994年の結婚式で身に着けたウェディングドレスが飾られています。

そして子供部屋にはナポレオン3世時代の木馬があって、お城での暮らしぶりが目に浮かぶようです。
また、貴族のお屋敷らしく、狩猟用の犬舎もあります。白と茶色の毛並みをした約100匹のフランセ・トリコロールがいました。

Chateau de Cheverny
開館:9h15-18h30(時期によって異なる)
入場料:12€

ロワール地方のワイン

ロワール地方は軽やかでフルーティーな白ワインとロゼワインが中心です。
フランス最長のロワール川に沿い、東の内陸部から大西洋に面した河口に向かって産地は大きく4つのエリアに分かれます。

1)サントル地区
辛口で酸味が高く、青リンゴやミネラル感があるソーヴィニョン・ブラン種から造られるサンセールやスモーキーな香りを持つプイィ・フュメ

2)トューレーヌ地区
主なAOCは辛口のロゼ・ダンジュー、貴腐ワインから造られる半甘口のカベルネ・ダンジュー、アロマティックなシュナン・ブラン種から造られるヴーヴレの発泡性ワイン

3)アンジュー&ソーミュール地区
貴腐ブドウから造られる世界で最も偉大な甘口ワインとして知られるコトー・デュ・レイヨンがある

4)ペイ・ナンテ地区
ミュスカデ種から造られたミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ。
その後にシュール・リーと記載があれば、冬の間、澱と接触させた濃厚なコクがあるタイプの白ワイン

チーズ

シェーヴル(やぎ)のクロタン・ド・シャヴィニョル

1976年にAOCを取得していて、春先から夏にかけてが「旬」です。
昔ながらの伝統製法で、木箱に入った藁を敷いてその上で熟成されています。コロンとした形でオーブンで焼いてサラダにして食べたりもします。

サントモール・ド・トューレーヌ

薪のような細長い形で、中に藁が通してあり、表面には黒っぽい炭がまぶしてあります。

ヴァランセ

1998年にAOCを取得。ピラミッドの上部をスパッとカットした形。
爽やかな酸味とクリーミーさがあり、熟成とともにコクが増します。

きょうのマリアージュ

サンセール Clos du Nozay Sancerre 2018+クロタン・ド・シャヴィニョル

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