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バスク地方のホテルとエアー、飛行機など交通の手配が済んだら、次に大切なのはお金。クレジットカードと現地通貨を用意します。
クレジットカードは2種類の組み合わせをお勧めします。
例えば、VISA+アメックス、VISA+マスターなど。
ヨーロッパはVISAが主流なので、VISAとの組み合わせなら安心です。
現地通貨を安く手に入れるポイント
現地通貨ユーロは空港で両替することが多いと思いますが、もっと安く外貨を手に入れたい!という場合、いくつか方法があります。
1)大手銀行の口座で外貨口座を開く
2)FX口座を開く
3)金券ショップで両替する
私は以前FX番組のキャスターをしていたので、上記の方法はすべて実践しています。
ビジネス等で常にユーロが必要という方は別ですが、年に1度の海外旅行なら、なるべく手間をかけずに手に入れたいですよね。
そんな方には3)の金券ショップをお勧めします。
なぜなら口座を開いてまとまった金額の外貨を購入するのは、やはりリスクが伴います。
プロのディーラーではないので、底値で買うのはなかなか大変。
少なくとも半年くらいの為替レートを見て、ユーロ円が平均以下くらいになったら、金券ショップに行きます。
金券ショップで外貨を購入する際のポイント
金券ショップで外貨を購入する際の大事なポイントは以下の2つ。
1)GWや年末年始は避ける
→旅行期間が上記なら、余裕を持って金券ショップに行きましょう
2)必ず20ユーロ以下の紙幣でもらう
これ、とっても重要です。
街中の外貨両替所や大手銀行はユーロの在庫が豊富ですが、金券ショップはそうではありません。
GWや年末年始など、多くの人が外貨を購入するので、窓口に行った時にはすでに売り切れということもあります。
また、窓口で何も言わずに購入すると、50ユーロや100ユーロの高額紙幣で渡されます。
もし、パリのカフェやパン屋さんで、100ユーロを出そうものなら、「もしや、偽札では?」と怪訝な顔をされます。
スーパーでは「お釣りはない」とキャンディーを渡されます(実際に渡されました)。
フランスはカード社会
では、どのくらい外貨を両替すれば良いのでしょうか?
バックパッカーなのか、ちょっとリッチにショッピングやグルメを楽しむのか、旅行の目的にもよります。
私の場合、5泊7日なら1万円から2万円分くらいでしょうか。
海外では、ユーロ/円を問わず多くの現金を持ち歩くのは絶対にNGです!!
パリの友人は20ユーロ以上は絶対に持ち歩かないと言います。
多くても日本円にして2000円くらいしか持ち歩かないそうです。
フランスはカード社会なのでそれで通用しますが、旅行者は3000円分くらいのユーロを持っておくと良いでしょう。
例えばパリ6区にある老舗のパン屋「ポワラーヌ」ではクレジットカードを使えるのは15ユーロから。
名物のリンゴタルトとクッキーを食べ歩くくらいなら現金しか使えません。
観光客の多い、3・4区マレ地区のフラン・ブルジョワ通りにあるカフェでも現金しか使えませんでした。
ちなみに「チップ用のコインはどうしよう」と悩む必要はありません。
ホテルでポーターに荷物を運んでもらったり、星付きレストランで素晴らしいサービスを受けた時くらいしかチップを渡す機会はないでしょう。
私は上記以外では、チップの代わりに「ちょっとしたお土産」を渡します。
ポチ袋くらいの透明の袋に、日本のチョコやキャラメルをいくつか詰めて「C’est un cadeau」(セ・タン・カドー)と言ってカフェやレストラン、ホテルのレセプションスタッフに渡すと、とっても喜んでくれます。
イタリアのナポリを訪れた際、100円ショップで購入したキティちゃんの袋に入れて渡したら、男性なのにものすごく喜ばれました。
バス停で待っている時に前にいたイタリア人の子供連れにあげた時も、ママの方が大喜び。
世界でも大人気のキティちゃん、日本が誇るキャラクターですね。
現地のATMを利用
もし、旅行中に手持ちの現金が無くなったら?現地のATMでキャッシングします。
一時借入金ということですね。「借金」というと、ちょっと怖いイメージですが、帰国後すぐに銀行に振り込めば、空港や街中の両替所で両替するよりも手数料が安く済む場合が多いです。
ATMの使い方がわからない不安もあると思いますが、これも経験。
英語表記に切り替え、画面の指示に従ってチャレンジしてみましょう。
ただ、くれぐれも背後に要注意。
画面操作に気を取られているうちにバッグを取られた…なんていうことがないように注意しましょうね。
旅のスケジュール
世界遺産を訪れたい。美術館に行きたい。ミシュラン星付きレストランに行きたい。あこがれのブランドのバッグが欲しいなど、旅行にはさまざまな目的があるでしょう。
私の場合、友人に会う。ワインやチーズの参考書を買う。アルガンオイルを買う。大統領府にバゲットを卸しているバゲットコンクールで優勝したお店のバゲットを買う。クリスチャン・コンスタンのショコラショーを飲む。
大好きなパリに行ったら、やりたいことがたくさん。
1日24時間では足りないくらいです。
ですが、あそこも行って、こちらも行って…と詰め込みすぎの無理なスケジュールは絶対にNGです。
ミュージアムパスを購入したので、元がとれるくらい1日4ヶ所訪れようなんてことも絶対にしないようにしましょう。
ただでさえ、12時間のフライトや時差などで疲れがたまっています。
美術館は1日に1、2カ所が良いと思います。
ルーヴル美術館は1週間かけてもすべての作品を見ることができないと言われていますし、昔の駅舎を利用したオルセー美術館もとにかく広い。
1つの美術館で、好きな作品とじっくり向き合うという贅沢な時間を過ごしたいものです。
おすすめは午前中、日帰りでモネが人生の後半を過ごした庭園があるジヴェルニーに行き、午後、その庭園を描いた作品が展示されているオランジュリー美術館を訪れる「1日モネDAY」。
さっきまで見ていた景色がキャンパスに映し出されている様は感動的でした。
「美術館巡り、アートに触れる旅」「パリの下町を感じる市場巡りの旅」「パリ近郊の世界遺産を訪れる旅」「ミシュラン星付きを体験するグルメの旅」「アンティークでお宝を探す旅」「パリ絶品スイーツを食べ歩く旅」など、テーマを決めると、おのずと旅のスケジュールが決まってくると思います。