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マンハッタンの最南端、バッテリー・パークの沖合に立つ自由の女神像は1984年に世界文化遺産に登録されました。1886年のアメリカ独立100周年を祝うフランス国民によって送られたものです。
「世界を照らす自由」と名付けられたこの像はパリのエッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルが構造設計に関わり、彫刻はフレデリク・バルトルディが手がけました。
台座を含む高さは93m、総重量は255トンに達します。
19世紀における鋼鉄技術の粋を集めた像は、アメリカの自由と民主主義を象徴するシンボルです。
新天地アメリカを目指して海を渡った多くの移民が最初に目にしたのが、右手にたいまつを掲げ、左手に独立宣言書を持った自由の女神だったのです。
アメリカ人のおよそ40%はエリス島に入国した移民の子孫と言われていて、19世紀当初はアイルランドやドイツからの移民が多かったそうです。
その後、イタリア系、ギリシャ系、ロシア系の移民が増加し、ヨーロッパでの迫害を逃れてユダヤ系移民もやってきました。
自由の女神像への行き方
バッテリー・パークのフェリー乗り場にて、チケットを購入。
(料金は2016年4月時点)
オーディオ付きのチケットは大人18$
62歳以上は14$
12歳までの子どもは9$
4歳以下は無料
バッテリー・パークにあるフェリー乗り場から出発します。
女神のいるリバティ島とエリス島を巡る航路です。
マンハッタンを後にし、リバティ島が見えてきました。
およそ15分で到着。
自由の女神の背中側が入り口になっています。
ここでしっかりとセキュリティーチェックを受けます。
さあ、自由の女神の内部見学に行ってみましょう!
女神が右手に持っているのは自由への道を照らし示すたいまつ。
内部には1886年製作のオリジナルのたいまつが展示されています。
女神の足元から王冠部分までは、くるくるとしたコイルのようならせん階段が続いています。
355段の階段を登りきると、王冠部分に到達し、外の景色を眺めることができます。
自由の女神を真下から眺めたところ。
ドレスのひだまでしっかり見えます。
近くで見ると迫力ありますね。
Statue of Liberty
フェリーの出発時間 09h30-15h30
アメリカのワイン
19世紀後半にヨーロッパ系ぶどうが導入されてワイン産業が始まったアメリカ。
今ではカリフォルニア州でカベルネ・ソーヴィニョンやメルローなどのボルドー品種、北西部のオレゴン州ではピノ・ノワールの栽培が盛んです。
アメリカワインを語る上で、世界に名を知らしめる事件が1976年に起こります。
それが「パリスの審判」。
アメリカとフランスのワインを目隠しでテイスティングをし、美味しい方から順位をつけるというもの。
なんと勝ったのはアメリカ。絶対王者のフランスが負けたのです。
そこから一気にアメリカワインの評判が高まりました。
オレゴン州・ワシントン州・ニューヨーク州
*オレゴン州
北部のウィラメット・ヴァレーAVAは温和で太平洋から吹く冷たい海風の影響を受けるため、ピノ・ノワールの栽培が盛ん。
熟したレッドベリーやチェリーの風味とシナモンの香りを持つ。
白ブドウはピノ・グリが栽培され、フルーティーな辛口スタイルのワイン。
南部にいくともう少し暖かいので、カベルネ・ソーヴィニョンやシラーが栽培されている。
オレゴン州はもちろん、カリフォルニアのナパ・ヴァレーなどフランスの一流ワイン醸造家がアメリカに進出しています。
そのひとつ、ブルゴーニュのジョゼフ・ドルーアンが手がける上質ピノ・ノワール。
*ワシントン州
広大なコロンビア・ヴァレーAVAは水不足で灌漑が欠かせないデメリットがあるが、日中が長いため日差しをたっぷり得られるのと夏の気温が安定しているというメリットがある。
霜害のリスクはあるものの夜間涼しいので、ブドウは酸味をしっかり保つ。
プラムのようなフルボディのメルロー種やカベルネ・ソーヴィニヨン種を栽培。
白ブドウはシャルドネ種で、オーク樽によるわずかなトースト香が感じられるフルーティーなワイン。
*ニューヨーク州
耐寒性があるアメリカ系のブドウが主体で、主にジュースやゼリーの生産に使用。
この州で重要な産地はオンタリオ湖近くのフィンガー・レイクスAVA。
深い氷河湖が熱を十分に蓄え、周辺のブドウ畑の気温上昇に一役買うので、生育期間が延びる。
アロマティックなリースリング種やピノ・ノワール種、シャルドネ種が栽培されている。
チーズ
コルビージャック
レッドチェダーに似たコルビーとクセがなくマイルドなモントレージャックをミックスしたもの。
濃いオレンジと白のマーブル模様なので一目でわかる。
薄くスライスして、ハンバーガーやサンドイッチと一緒に。
ニューヨーク市内に数カ所あるファイブナプキンバーガー。
ニューヨークNo.1という評判も。
5センチ程の肉厚のパテとこってり・たっぷりチーズが最強の組み合わせ。
付け合わせのポテトは2種類から選べるので、私はサツマイモをチョイス。甘くてホクホク、美味でした。
きょうのマリアージュ
オレゴン州ピノ・ノワール ダンディ・ヒルズ2018
+コルビージャックチーズ