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沖縄県にある「琉球王国のグスク及び関連遺産群」は2000年、日本で11番目の世界遺産として登録されました。
今帰仁城跡、座喜味城跡、勝連城跡、中城城跡、首里城跡、園比屋武御嶽石門、玉陵、識名園、斎場御嶽などが含まれます。
今回は首里城を中心にご紹介。
2018ー2019の年末年始は沖縄で過ごしました。この時期に4日間のお休みを取れるのは約20年ぶりだったので、沖縄で暖かい年末年始を迎えることに。
沖縄中部に位置する恩納村のコンドミニアムに滞在し、レンタカーで本島北部の「美ら海水族館」や古宇利島、北谷町の「アメリカンビレッジ」、那覇市内とあちこち巡ってきました。
モータースポーツ国内A級ライセンスを持つくらい車好きなので、思いっきりドライブできた数日間はとっても楽しかったです。
寒い東京を離れ、夜でも気温18度と窓を開けて運転するのが心地よい年末年始の沖縄、最高でした!
琉球王国
2019年1月2日。初詣を兼ねて那覇市内にある首里城にやって来ました。
正月三が日は首里城公園にて「新春の宴」が行われます。
琉球王国の儀式を再現したとても豪華で厳かな行事です。
1429年から1879年までの450年間、琉球諸島を中心に存在した王国。
尚巴志(しょうはし)が三山(北山・中山・南山)を統一し、王国の歴史が始まりました。
日本をはじめ、中国や東南アジアとの交易により、独自の文化で栄えました。
首里城
首里城は14世紀ごろに創建。琉球王国の政治、外交、文化の中心として栄華を極めました。
諸外国との交易により、漆器、染織物、陶芸、音楽など独自の文化が花開く舞台となりました。
現在の首里城は沖縄の本土復帰20周年を記念して1992年に復元されたものです。
朝拝御規式(ちょうはいおきしき)
首里城で行われた元旦の儀式。
国王をはじめ、王子衆、三司官などが数十列に並びます。
「新春の宴」では3つの場面を間近で見ることが出来ます。
1)子之方御拝
天の神様への拝みの儀式。身分の高いものも低いものも心を一つにして、平和や平穏を祈りました。
2)朝之御拝
琉球王国の繁栄を祈る儀式。役人から庶民の代表までが参列し、国王への忠誠を誓いました。
3)大通り
お祝いの酒「泡盛」の盃を回し飲みし、国王と王子、そして王孫の繁栄を祈る儀式。泡盛は特別の時にしか口にすることが出来なかったそうです。
正殿にお出ましになった国王と王妃が召し上がった泡盛が諸臣にも振る舞われます。
泡盛は一般の見物客にも振る舞われます。前列に並ぶ数人に限られますが。
その盃はお土産に持ち帰る事ができるので、選ばれた方は幸運な一年になりそうですね。
首里城
那覇市首里金城町1ー2 ゆいレール
交通:(モノレール)首里駅から徒歩15分
開演時間:8h00-19h30(季節によって異なる)
入場料:大人820円、小・中学生310円、6歳以下は無料
*2019年火災のため正殿や北殿などが焼失