アフィリエイト広告を利用しています
モロッコの中南部、アトラス山脈のふもとにあるマラケシュの旧市街は1985年に世界遺産に登録。1071年にベルベル人によって築かれた街で、東西2km、南北3kmの城壁に囲まれ、政治・経済・文化の中心地として栄えました。
マラケシュはベルベル人の言葉で「神の国」の意味だそうです。
ジャマーア・アル・フナ広場
街の中心地ジャマーア・アル・フナ広場は2001年に文化的空間として無形文化遺産にも選出されています。
広場の奥にそびえ立つのはクトゥビア・モスク 。1147年ムワヒッド朝に建設され、今でも旧市街のシンボルになっています。
スペインのセビリアにあるヒラルダの塔、モロッコのラバトにあるハサンの塔と並んで、3大ミナレットの一つに数えられています。
400m四方のフナ広場は大道芸人のパフォーマンスやものすごい数の屋台でエネルギーに満ち溢れています。
モロッコ は乾燥しているため歩き回ると喉が渇きます。そんな時は屋台で搾りたてのオレンジジュースを。4DH、日本円にして約40円(2012年6月時)。
ビタミンCで疲労回復効果も期待できますね。
トップの写真はマラケシュの郵便局。タイルの模様やテラコッタ色の壁など、すべてがエキゾチックでした。
スーク(市場)ではミントティーグラスとバブーシュ(先のとがったスリッパ)をお土産に買いました。
スークでの買い物は「かけひき」が肝心。例えば50DHと言われたら、3つ買うから100DHにおまけして!という風に。お店の言い値の半分から始めるのがコツともいわれていますが、なかなか難しい。
エッサウィーラの旧市街
エッサウィーラの旧市街は2001年に世界遺産に登録されました。
マラケシュから車で約4時間、大西洋に面した港町です。この街の歴史は古くローマ時代の遺跡も発見されたそうです。現在の街並みは17世紀にフランス人により設計されました。今では海岸リゾート地として人気です。
城壁に囲まれた街で、 マラケシュとはまったくタイプが違い、どことなくヨーロッパの雰囲気。果てしなく広がる青い空と白い建物のコントラストが美しい。前日まで行っていたサハラ砂漠 とは別世界。
モロッコは色々な面を見せてくれます。港町だけあって、市場にはイカやエビにタコといった海の幸がたくさん並んでいました。
マラケシュ並に観光客が多く、路地も賑わっています。革製品や木彫りの民芸品などお土産に良さそう。
「音楽の街」としても有名で、私が訪れた2012年6月もちょうど音楽祭の真っ最中でした。マラケシュから日帰りツアーに参加することが可能です。
ワイン
モロッコはフランスの占領下にあったため、フランス系ぶどう品種の栽培が盛んです。特に南フランスの品種から造られるロゼワインが有名。
そしてフランスの大手ワイン会社が進出し、北アフリカ最大のワイン生産国になっています。
シラー100%の辛口、Medalion Roseなどがあります。