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2021年9月14日、チョコレート検定エキスパート(中級)を受験し、97/100点で合格しました!
「ひとつだけ無人島に持っていくなら?」という質問に迷わず「チョコレート」と答え、今では日本各地でバレンタインデー前に開催されるチョコレートの祭典「サロン・ド・ショコラ」は本場パリの会場に5回くらい出かけるほどショコラ好きの私にとって、とても楽しく、勉強になりました。
また、ショコラとワインは最高のマリアージュ(組み合わせ)ということも受験した理由です。
この記事の写真は2015年パリで開催されたサロン・ド・ショコラの様子です。
必ず訪れるブースはベルナシオン、ジャン・シャルル・ロシュー、ジャン・ポール・エヴァン。
いずれもフランスのショコラティエ(チョコレート職人)です。
ある年はステージショーとして「チョコレート界のピカソ」ピエール・エルメのデモンストレーションが行われていました。
実演の後、新作マカロンの試食サービスもありました。
チョコレート検定とは?
明治グループ100周年、ミルクチョコレート誕生90周年を記念して2016年から実施されているもので、今年で6回目です。
チョコレートが好きな方であれば、誰でも受験できます。
レベルは3つに分かれています。
・初級のチョコレートスペシャリスト
・中級のチョコレートエキスパート
・上級のチョコレートプロフェッショナルです。
中級の平均合格率は76.7%だったので、初めから中級を受験しました。併願受験も可能です。
問題は公式テキストから出題され、
・チョコレートの主原料であるカカオの生態やチョコレートの製造法
・チョコレートを取り巻くストーリー
・世界のショコラティエについて
・最近話題のBean to Bar(カカオ豆から板チョコレートまでを一貫して製造する)
など、大好きなチョコレートについての知識が身に付きます。
2021年の試験はその場で合否がわかる!
以前は大学など大規模試験会場でしたが、コロナ禍ということもあって、2021年はオンラインのCBT方式。
自宅近くのITカフェでパソコンと向き合っての受験。
しかも試験終了と同時に合否がわかるという、ゲーム感覚で気軽に受験できたのも良かったです。
試験は60分間ですが、記述問題もなく4択のみだったので、30分くらいで終えました。
画面右下のテスト終了ボタンを押すと同時に「97点、合格おめでとうございます!」の文字が現れました。
満点を狙っていたので、3問間違えたことになりますが、どの問題だろう…?
以前のように問題用紙を持ち帰ることができないので、謎です。
でも、自己採点ではなく、その瞬間に正確な点数がわかるというのは良いですね。
合格のコツ
興味がある、これから受験してみたい…という方に合格するための3つのアドバイスです。
1)公式テキストを購入する
まずは、公式のテキストを購入しましょう。
毎年発行されているので、最近のデータが反映されている最新版がおすすめです。
2)過去問題を解く
公式HPには例題が提示されています。
でもたった5問だけなので全体像を把握するためには、過去の受験者さんたちがネット上にアップロードして下さっている年度別の100問すべてを解くと、より分かりやすいと思います。
私は2016年から2019年までは見つけることができました。
2020年もコロナ禍のため、オンライン試験だったのでしょうか?
過去問を見ながら答えも同時に見る。その次にテキストを丁寧に読んでいくと、重要事項がよくわかります。
最近の傾向では、コラム欄にある、さらっと書かれた内容が出題されています。
太字で記述されていないので、読み飛ばしてしまうと危険です。
ここで、公式HPにある例題を1つ紹介します。
Qカカオ豆の生産量において、主要7カ国に含まれないのは次のうち、どの国か?(2017年/18年推定)
Aエクアドル
Bナイジェリア
Cブラジル
Dドミニカ共和国
正解はDのドミニカ共和国です。
世界全体の生産量89%を占めるトップ7はコートジボワールがダントツの45%。
次いでガーナ、エクアドル、カメルーン、ナイジェリア、インドネシア、ブラジルと続きます。
3)最新のデータ情報を頭に入れる
過去問では一部情報が古くなっているものがあります。例えば
Q1人当たりのチョコレート年間消費量において、ベスト3の国の組合せは次のどれが正しい?という問題。
2014年時は1位ドイツ、2位スイス、3位ノルウェーが正解でした。
でも、2018年時は1位スイス9.7kg、2位オーストリア、3位ドイツが正解なのです。
4年の間に2位のスイスが1位に躍り出て、オーストリア、ドイツとトップ3をヨーロッパが占めました。
歴史を問う問題を除いて、できるだけ最新のデータを頭にいれておきましょう。
第4のチョコレート
チョコレートといっても、ダークチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートだけではありません。
2017年には第4のチョコレートとして、可憐なピンク色をした甘酸っぱい「ルビーチョコレート」が登場しました。
また、ここ数年でダークチョコレートについて、「カカオ72%」「カカオ80%」などという表示を見かけます。
そのチョコレートに含まれているカカオ成分を示すもので、数字が大きくなればなるほどカカオマスの割合が多く、苦味が増します。
以前「カカオ99%」を食べたのですが、もはやチョコレートとは別物?!という感じ。
外見も味も、まるで炭を食べているかのようでした。
さらに明治からはベネズエラ産、ペルー産、ブラジル産といった産地別のタブレット「板チョコ」が発売されています。
写真のペルー産はジャスミンなどの華やかなフローラル系のアロマが特徴です。
カカオの割合や産地別に異なる板チョコレートが気軽に買える贅沢な世の中になったものですね。