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カンボジア北西部のアンコールの遺跡群はクメール人が興したアンコール朝の時代に築かれたアンコール・ワットやアンコール・トムなどを含む都市遺跡です。1992年に世界遺産に登録されました。
2019年の旅は世界遺産と地雷、そして小児医療をテーマにカンボジアとラオスを訪れました。
◉1日目 タ・プローム→地雷博物館→バンテアン・スレイ→ベンメリアの1日ツアー。
◉2日目 アンコール・ワットの日の出&観光→アンコール・トムの半日ツアー。その後、市内散策
効率良く回るために、現地にて車をチャーターしました。トュクトュクでも回れますが、砂埃と暑さを凌ぐためには車の方がより快適です。
遺跡見学の前に、チケットブースに立ち寄って入場チケットを購入します。
1日券37$、3日券62$、7日券72$で写真入り、郊外を除いたすべての遺跡の共通チケットです。
タ・プローム
遺跡が発見された当時から変わらない姿のガジュマルの樹が圧巻なタ・プローム。1186年、ジャヤヴァルマン7世が母親の冥福を祈るために築いた霊廟寺院です。タ・プロームとは「梵天の古老」を意味しています。
建立当時は60余りの堂塔があったそうですが、今ではその7割が倒壊してしまいました。
私が訪れた時もあちこちで瓦礫が崩れた跡があり、ガイドさんも「1週間前は崩れていなかった」と言っていたので、今、この瞬間も侵食が進んでしまっています。
アンコールワットの遺跡群には大きくわけて10の建築様式があります。
タ・プロームは1181年〜1243年のバイヨン様式。ジャヤヴァルマン7世が建てた仏教寺院に見られるものでピラミッド型から平地型に戻った伽藍や四面仏塔が特徴です。
アンコール・ワット
12世紀前半にスールヤヴァルマン2世によってヒンドゥー教のヴィシュヌ神を祀るために建立されたクメール建築の最高傑作、アンコール・ワット。
朝日と夕日の時間は観光客が最も多く、幻想的な姿を見せてくれます。
南北1300M、東西1500M、幅200Mの環壕に囲まれたシンメトリーの幾何学美は圧巻。
朝5時にホテルを出発して日の出を待ち、南の第一回廊から見学しました。
インドの古典叙事詩がテーマが壁一面に刻まれていて、見所は天地創造神話の乳海攪拌や天国と地獄絵図、クリシュナと阿修羅の戦いの場面などです。
あの時代にこれだけの建造物を築ける技術を持っていたクメール人に、ただただ敬服します。
こちらの建築は1080年〜1175年のアンコール・ワット様式。
伽藍が回廊で繋がった複雑なスタイルで、ストーリー性のあるレリーフが特徴です。
カンボジアへの旅
アンコールワットの玄関口はシェムリアップ空港。
パックツアーではカンボジア+ベトナムはたくさんあるのですが、ラオスのルアン・パバンとの組み合わせはごくわずかだったので、いつものように個人旅行にし、ベトナムエアーを利用しました。
10h00成田→14h30ハノイ
(02h30トランジット)
17h00ハノイ→18h50シェムリアップ
2泊して丸二日間アンコールワットを観光し、次のルアン・パバンへと移動しました。
カンボジア入国はビザが必要です。カンボジア政府の公式HPからe-VISA申請が便利です。費用は36$。
人によって申請してすぐ承認メールが来た人もいれば、数日かかった人もいるほか、添付メールでVISAが来る人・来ない人もいるので、添付メールでVISAが来なければ、公式HPにアクセスして直接ダウンロードすることもできるので大丈夫です。
服装アドバイス
アクティブな観光というとTシャツ+ジーンズ+スニーカーが多いですが、カンボジアに限っては現地調達が一番!
日本から持参する洋服は出国と帰国の時だけでも良いくらい。
なぜなら、その土地にあった涼しく快適なファッションがお安く手に入るからです。
シェムリアップ に着いたその足で向かったのはナイト・マーケット。
観光客のほとんどが身につけているアリババパンツといわれるふわっとしたパンツが3$=324円(2019年11月時)。綿生地の薄い長袖シャツが4$=432円。
襟ぐりと袖口にワンポイントの刺繍がとても可愛い。
ホテルの女性スタッフも「色違いで同じもの持っています!」と言ってました。日本でも着られるデザインを選んだので、帰国してからも普段着にピラティスにと大活躍。
また、巻くだけのラップスカートもあり、色違いで友人へのお土産に購入しました。
お店によって言い値はまちまちなので、しっかり値切ること、ほつれなど無いか確認することを忘れずに。