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世界遺産の登録が最も多いイタリア。そのうちのひとつ、アマルフィ海岸は1997年に登録されました。
ナポリから南東へ車でおよそ2時間。
このアマルフィの街を中心としておよそ30㎞に渡って続く海岸線は、10世紀から11世紀ごろにかけて地中海に名を馳せたイタリア最古の海運共和国として発展しました。
険しい崖に貼り付けるように建つ家々の美しい景観はヨーロッパをはじめ世界中の人からリゾート地として人気です。
街の中心地ドゥオモは9世紀に建てられた守護聖人、聖アンドレアを祀っています。
アラブ・ノルマン様式で正面から見たカラフルなモザイク模様が目を引きます。地下聖堂ではちょうどミサが開かれていて、厳かな気持ちになりました。
ナポリから日帰りの旅
2011年に訪れた時はナポリを拠点にしました。
カプリ島+アマルフィ海岸という日帰りも可能です。
私はナポリからフェリーでカプリ島(所要50分)に行きました。
午前中たっぷりカプリ島観光+ランチ
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フェリーでポジターノ(所要1時間)
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バスでアマルフィ(所要40分)
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バスでサレルノ(所要1時間)
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帰りは高速鉄道でナポリ(所要30分)というコースでした。
アマルフィ海岸の街は鉄道がないので、ソレント〜サレルノ間はバスでの移動です。
ポジターノ
アマルフィ海岸の街のひとつ、ポジターノ。
濃いピンクのブーゲンビリアに彩られたアーチは息をのむほど美しい。ちょうど6月でお花の綺麗な時期だったので尚更良かったです。
メインストリートのムリーニ通りを散策すると、リモンチェッロ、ジェラート、真っ赤に熟れたトマトなどが店先に並び、南イタリアにいることを実感します。
実はカプリ島からのフェリーで直接アマルフィに行くはずが、ポジターノ行きの便しかなく思いがけず訪れた場所でしたが、一番思い出に残っています。旅の偶然(必然?)に感謝!
カプリ島からポジターノ までのフェリー料金は€17。
陸路ではなく海路からの移動は大正解。だんだん目の前に見えてくる可愛らしい街並みとともに、イルカの親子が泳いでいる姿も見られました。
ワイン
イタリアは気軽に飲めるワインから高品質で重厚なワインまでそのスタイルはさまざま。大きく北部、中央部、南部にわかれ、それぞれの地域によって特徴が異なります。
今回はイタリア北部、アルプス山脈の南に位置するピエモンテ州のワインをご紹介。
ピエモンテ州は食材の宝庫でもあり、ジビエ(鹿や猪)肉、最高級のトリュフ、ポルチーニなどのキノコ、チーズは赤ワインと相性抜群。
イタリア北部のワイン(ピエモンテ州)
ピエモンテ州は北部の山並みが北風と雨から畑を守り、丘陵地帯なので日当たりが抜群。
黒ブドウのネッビオーロ種やバルベーラ種、白ブドウのコルテーゼ種やモスカート種(マスカット)など地元品種が盛ん。すべてのワインがDOCかDOCGに格付けされている優良な産地です。
1)バローロ
イタリアを代表する高級な赤ワイン。
ネッビオーロ種だけで造られ、最低38か月以上熟成。酸味もアルコールも高く、タンニンも多く、とても力強い「王様」。サワーチェリーやハーブの風味が感じられる。
2)バルバレスコ
バローロと同じくネッビオーロ種から造られる。
バローロの産地より標高が低いのと近くを流れる川の影響でブドウの成熟が早いため、果実風味が増す。販売前に2年間熟成。
3)バルベーラ・ダルバ
バルベーラ種から造られ、アルバの街の名がついている
(d’Albaなので発音はダルバ)。
タンニンは中程度で酸味は高く、レッドチェリーやプラム、黒コショウの香り。ジューシーでまろやかな赤ワイン。
4)ドルチェット・ダルバ
ドルチェット種から造られる。同じくアルバの街の名がつく。
この品種は成熟が早いので一番冷涼な畑で栽培することが可能。タンニンは多くて酸味は中程度、ブラックプラムやレッドチェリー、乾燥ハーブの風味を持つ柔らかな味わいのワイン。
5)アスティ
ミュスカ・ブラン・ア・プティ・グラン種から造られる。
花やマスカットの香り豊かな微発泡の白ワイン。アスティはすべて甘口でアルコール度は低いので、デザートワインとして若いうちに飲むのが良い。
6)ガヴィ
コルテーゼ種から造られる辛口の白ワイン。
香りが強く、青リンゴや洋ナシの風味を持つ。キレのある酸味と程よいミネラル感がある。
チーズ
ゴルゴンゾーラ
世界三大ブルーチーズのひとつ。1996年にDOP取得。
2つのタイプがあり、ピッカンテは辛口で青カビが多く塩辛い。ドルチェは青カビが少なく辛さは控えめなので、ピッカンテより食べやすい。
きょうのマリアージュ
バローロ・イ・トレ・バ 2014年+ゴルゴンゾーラ